2005年 3月1日
院長 大石 孝
今年はインフルエンザが2月にかなり流行しました。
今年の特徴は、いきなりB型が流行したことです。
インフルエンザにはA型、B型、C型があり、通常、Aが流行した後、Bが流行する、Cはインフルエンザ症状を起こさない。 Aには亜型がたくさん存在し、流行株は年とともに変異してゆく。 鳥インフルエンザも亜型の1つ。Bには亜型はなく、人にしか感染しない。 いずれも抗ウイルス剤が有効だが、今年はBには効きが悪かったようです。
以上、インフルエンザの”イロハ”ならぬ、”ABC”の話でした。