2023年1月1日 院長 大石 孝
再び、長屋から・・・。
ご隠居「なになに、熊さん達、何やら真剣な表情で話しているが、なんの話かな?」
熊さん「いえねぇ、長屋の連中の出身地の話からお国自慢の話が始まっちゃって、どこが一番か盛り上がっているところなんですよ」
八つぁん「この長介ってのが江戸っ子でね。」
熊 「あのドリフターズの?」
八 「それはいかりや長介!」
長介 「江戸っていやぁ、神田のお祭り、上野の桜、両国の花火は見逃しちゃいけません。」

八 「やっぱりそうかい。いいねいいね、鮨食いねぇ。」
熊 「森の石松じゃあるめぇし。」
熊 「元お侍さんの上総介さんはやはり上総の出身?」
石庵 「もしかしてあの鎌倉殿の13人に出ていた?」
熊 「それは上総介広常!ちょっと時代が違うでしょ。」
上総 「うむ、確かにわしは名は上総だが、下総の出である。」
八 「ややこしいね」
上総 「まあ、上総も下総も、海あり山あり、海の幸にも恵まれ、醤油、落花生、梨といったら知らぬ者はおらぬだろう。」
「ちょっと待ったぁ~」
八 「あっ、漫才のU字工事だっ!なぜこの時代に?」
U 「栃木を忘れてもらっちゃ困るんだべ~⤴。日光、鬼怒川、那須を抜きには関東は語れないっぺ。」
U 「それに最近じゃ、餃子、かんぴょうといやぁ栃木だんべぇ⤴。」
熊 「訳分かんなくなってきたぁ。」
U 「話が飛んで、ごめんね、ごめんねぇ~。」
熊 「ところで助さんはどこの出で?」

助 「いや~、私と格さんは水戸だべ~。」
八 「もしかして印籠を持ってたりして・・」
隠居 「わしは持っとらんぞ、黄門様じゃないので。エッヘン」
助 「水戸といえば納豆だっぺ。これさえあれば他におかずは要らんべな~。」
八 「それは確かにナットゥク。」
隠居 「ふむふむ、皆さん、お国自慢ができるってのはいいことじゃな。自分の国に誇りを持つことは大切なことじゃ。日本という国にも誇りを持って世界に自慢したいものじゃ。」
石 「では皆さん、今年こそ流行かぜに負けずに、笑って1年間健康でいきましょう・・ということで、今日のところはこれでお開き!」