健康アラカルト(24) 便秘の話

2007年 7月1日
院長 大石 孝

今回は便秘の話。

便秘の原因は、不規則な食生活、食物繊維・水分の摂取不足、運動不足、便意を我慢する、等々。

便秘になると、通常お腹が張って苦しくなるが、慢性化すると無症状になってしまう。しかし、不要となった便を速やかに排泄しないと、腸内細菌が変化し、悪玉菌が増え、それにより毒素が増え、肌が荒れ、大腸がんにもなりやすくなる。ふーん、つまり、糞づまりは体に毒ってこと!

 

対策は、3度の食事をきちんと取ること(自律神経の乱れが便通異常を招く)、特に、朝食は抜かない(起床時の水分や朝食が腸を刺激する)、夜更かししない、ご飯・野菜・乳製品・酢の物・水分をしっかり取ること、便意を感じたら我慢しないこと、ウォーキングなどの運動やお腹のマッサージをすること(体を動かさないと腸も動かない)、腹筋を鍛えること(腹筋が弱いと便がスムーズに出ない)である。

これででなけりゃうんのつきと諦めないで、かかりつけ医に相談を。