2008年 7月1日
院長 大石 孝
今回は、「未病」について。何となく身体がだるい、身体の節々が痛い、手足が冷える、 むくむ等の症状を感じるが、血液や尿、レントゲン検査等では異常がないという経験はないですか?
このような状態を東洋医学的に未病という。これは、はっきりした病気ではないが、 このまま行けば病気になりますよという、身体が発している警告音とも言える。また、 自分では全く異常を感じてないが、健診等で肥満や血圧、肝機能、コレステロール等 のわずかな異常を指摘されたような場合も未病に含める。最近耳にする メタボリック・シンドロームなどは未病そのものである。
いずれも、早い段階で未病のサインを認識し、しかるべき手を打つことで、 本格的な病気にならないようにすることが大切である。やはり、偏った食事はしてないか、夜更かししてないか、 身体を動かしているか、といった生活習慣の見直しと定期的な健診が必要である。
さて、貴方は未病ある?うーん、微妙。