2009年 1月1日
院長 大石 孝
熊さん 「この間、胃が痛いのが続いたんで、医者行って、
内視鏡ってやつをやってもらったらよう、小さな初期の
胃癌が見つかっちゃってよう、ぶったまげちまった。」
八っつぁん 「そりゃていへんだ。おいらも心配になってきた。」
熊 「おめえも早く診てもらった方がいいぞ。」
八 「善は急げだ。今っから、一走り、行ってくらぁ。」
ご隠居 「おいおい、八っつぁん。あんた、何か症状でもあるんかね?」
八 「冗談言っちゃいけませんよ。あっしは生まれて
このかた体だけが取り柄で、医者なんか掛かったことも
ねぇんです。」
ご隠居 「それじゃ、医者に行っても保険では診てもらえないよ。」
八 「それゃ、自費扱いってことですかい?」
ご隠居 「その通り。何か症状があって病気が疑われて初めて、
保険診療ってものになるんだよ。あんたの場合、
まず町でやってる胃癌検診を受けて、それで引っ掛
かったら医者に掛かるってことになるんだよ。」
八 「へぇー、そうなんですかい。さすが、ご隠居、物知りだね。」
以上、長屋からの中継でした。