2009年 3月1日
院長 大石 孝
我国では、以前から肥満や生活習慣病の増加が問題となっている。
全体の摂取エネルギーの増加もあるが、炭水化物が減り、動物性脂肪の摂取量が増えた(戦後の4倍)ことや運動量の低下が主因といわれている。
動物性脂肪は、カロリーも高くコレステロールを上昇させ、その結果、肥満になり、糖尿病や心血管系の病気を増加させる。
一方、ご飯は、古来日本人の主食であり、低脂肪、無塩で、植物性蛋白を含み、単位g当りのエネルギーが低く(100g当り168Cal、ちなみに食パンは264Cal)、食物繊維の作用もあり、消化しにくいデンプンのため腹持ちが良く、どんな料理にも合う等の利点がたくさんある。
しかも、稲は畑作物に比べ、日本の風土(高温多湿で雨が多い)に合っているため生産しやすい。食糧自給率が下がっている時代に、わざわざお金をかけて生産調整するような馬鹿なことをしないで、もっとみんなでご飯を食べればよいのに・・。
そう、我々もchangeが必要。yes,we can! それはちょっとオーバーマ(な)?