2010年 1月1日
院長 大石 孝
昨年に続き、再び、長屋から・・・。
熊さん 「よー、八っつぁん、どうしてぇ、顔色悪いな」
八っつぁん 「正月、飲み過ぎちまってよー。身体がだるくていけねぇ。」
熊 「そりゃ、おめぇ、正月だけじゃなくて、毎晩飲んだくれてる
からだろ。ご隠居、何とか言ってやってくだせいよ。」
ご隠居 「昔から、酒は天の美禄とも百薬の長ともいうが、
過ぎれば毒じゃ。
アルコール自体で肝臓がやられ、カロリーの摂りすぎで
肥満やいわゆるメタボにもなるんじゃ。
高血圧、糖尿病、高脂血症、痛風、脳卒中といった病気
にもなり易くなるんじゃぞ。」
八 「じゃ、どれくれぇなら毒じゃねぇんですかい?」
ご隠居 「おめぇさんももう若くないんじゃから、ビールなら中ビン1本、
日本酒なら1合、焼酎なら1/2合、ワインならグラス2杯、
ウイスキーならダブル1杯ってとこじゃな。
それと肝臓を休ませるための休肝日が必要じゃぞ。」
八 「それゃ、ご隠居。毒はないけど、おいらには気の毒だ。」