2010年 11月1日
院長 大石 孝
寒い季節は、やはり、温泉に入ってのんびり過ごしたいもの。
温泉の効能は、昔から「湯治」という言葉がある通り、身体を温め、血行を良くし、免疫力を高め、ホルモンのバランスを整え、皮膚細胞を活性化し、精神的にもリラックスさせることで、皮膚疾患はもちろん、生活習慣病、リウマチ、神経痛等に対する自然治癒力を高めることである。
家庭風呂も、身体を温め、心身の疲れを取る点では同じだが、塩素で消毒された水道水を使っている点と一定の成分(硫黄、炭酸、ナトリウム、鉄等)が入っていない点が違う。
もっとも、今出来の「温泉」は、循環風呂(同じお湯を浄化して、塩素系薬剤を使って殺菌し、何度も使用する)のことが多く、家庭風呂より汚い可能性があるので要注意。
やはり、温泉も食品と同じで古くなると酸化するため、「鮮度」が大切。100%源泉かけ流しが本物の温泉といえる。
ここで謎解き1題。
温泉とかけて、サンマと解く、
そのこころは、・・・どちらも鮮度が命。