健康アラカルト(45)尿管結石の話

2011年 1月 1日
院長 大石 孝

再び、長屋から・・。

熊さん    「いててて・・、ちくしょー。」

八っつぁん 「熊さん、どうしたー。ずいぶん痛そうじゃねぇか。」

      「夕べから脇腹が急に痛みだしやがって・・。」

八      「そりゃ、いけねぇ。よっしゃ、
         町医者の石庵先生を呼んでくら。」・・・

石庵     「どれどれ、この辺りがお痛みかな?ふむふむ・・。
        これは、疝気(せんき)じゃな。」

八      「先生、疝気って?」

石庵     「つまり、尿管結石ということじゃ。
         腎でできた石が尿管で詰まっておるのじゃ。」

八      「分った。熊の野郎、この間、石につまずいて
        すっころびやがったから、それにちげーねぇ。」

石庵     「なわけなかろう。原因は熊さんのこの体型にあり。
        このところ、運動もせず、食っちゃ寝して、
        脂肪の取り過ぎ、野菜・カルシウムの不足、
        それに加え、水分不足になっとったからじゃ。」

熊      「図星。このところ、職にありつけなくて・・。」

石庵     「いっそ二人で漫才でもしたら?熊八コロンとか。」

       それでは、お題は「尿管結石」・・

熊      「整いました!尿管結石と掛けて、
        宮中の仕事を休んだチャングムと解く」

八      「で、その心は」、

熊      女官(・・)欠席」・・

お後がよろしいようで。

今年もよろしくお願いします。