2011年 9月 1日
院長 大石 孝
今回は、世界中で愛され、飲まれているコーヒーの話。
その起源をめぐっては、6世紀ペルシャ、9世紀エチオピア、13世紀アラビアと諸説あるが、当初は、眠気ざましの薬として使われたようだ。もともとカフェインという言葉自体が、コーヒー(カフェ)から来たことでも納得がゆく。
さて、このコーヒーが身体によいのか悪いのか、考えてみたい。
一般的に血行や新陳代謝を促進することから、心臓や脳の働き(覚醒作用)、利尿、胃液分泌、腸ぜん動を促し、気管支を広げ(喘息予防)、脂肪を分解する。これは裏返せば、動悸を起こし、不眠になり、胃粘膜を傷つけ、下痢を起こすことにもなる。
他の利点として、がん(子宮体部、肝、大腸)の発症を抑制するといわれている。
また、嗜好品として、人生に愉しみと潤いを与えている。一方、コーヒーに含まれるカフェインによって、習慣性を生じてしまう可能性があり、その中毒症状として、頭痛、倦怠感を起こすことがある。
すなわち、適量飲めば身体に良いが、飲みすぎれば害になる。
お酒や薬と同様である。
ここで、謎解き1題。
「うまいコーヒー」と掛けて、
「昔、女の子がはいていた体操着と解く」、
その心は、「やっぱりブルマー(ン)でしょう」
注:ブルマン=ブルーマウンテン