健康アラカルト(60) お腹をへこませるには

2013年 7月 1日
院長 大石 孝

また、暑い夏がやってきた。

暑い時は薄着になる、薄着になると気になるのは、 その飛び出たお腹・・・。恰幅がいいと言えば聞こえはいいが、 関取!とか冷やかされかねない。最近では、即「メタボ」の烙印を押される。 何とか、このお腹だけでもへこませられないものか?

そんなうまい話が・・・、あるんです! 

運動選手がその競技種目によって、それぞれ独特の体型になるように、 筋肉は、同じ部位を繰り返し使うことで、その形状を記憶する、いわゆる形状記憶装置なのである。と言っても、スポーツ選手のような厳しいトレーニングを、一般の人、ましてや中高年の人ができるわけはない。 実は、お腹がたるんでいるのは、 お腹の筋肉を普段使ってないことが原因。 ゆえに、その筋肉を使うようにすれば問題は解決する。

具体的には、お腹をぎゅっとへこませること(これをドローインという)を、 1回30秒間、1日数回行うだけでよい。 通勤や散歩の時であれば、背筋を伸ばし、 両肩を後ろに引いて歩きながらこのドローインを行うと、 なお良い。呼吸は止めたりせず、自然に行う。

これを半年程度続けると、あーら不思議、見事にお腹だけへこんでくる。 厳しいダイエットや腹筋運動、ジョギング等は全く必要ないので、誰でもできるはず。

「じゃ、いつやるか?」

「・・・今でしょ!」 

今年の夏は無理でも、来年の夏には、ビューティフルボディが手に入るはず。
がんばれ!中高年。

pic_f015