2026月7月1日
院長 大石 孝

呼吸や体温維持、臓器の働きといった生命活動を維持するために必要なエネルギー消費のことを基礎代謝という。何もしないでただじっとしていたとしても消費するエネルギーのことである。基礎代謝の中で最もエネルギー消費が多いのは、ズバリ筋肉である。基礎代謝は加齢と共に低下してゆくが、筋肉を鍛えて筋肉量を増やせば基礎代謝量も増える。これは何才から始めても遅くない。基礎代謝を上げると、消費エネルギー量が増加するため、過度な運動や食事制限をしなくても、太りにくくなり、血糖や血圧、血中脂質のバランスを正常化させることにもつながる。基礎代謝を上げるためには、以下の3つ方法がある。
①運動で筋肉量を増やす:エネルギーを消費する代表的な運動といえば、有酸素運動で、ランニングやウォーキング等を20分以上続けると脂肪を燃焼させる効果が高まる。筋トレやインナーマッスルを鍛えるヨガ等で筋肉量を増やすのも良い。
②食生活を改善する:代謝を上げるためには、筋肉を作る良質なたんぱく質を摂取する必要がある。過剰な糖質や脂肪を控えながら、様々な栄養素を摂るように心がける。また、発酵食品や食物繊維等で腸内環境が改善されると消化器官の動きが良くなり、消化が活発に行われると自然とカロリーが消費される。
③必要な水分を取る:基礎代謝と直接は無関係だが、温かい水分を摂取すると、各臓器への血の巡りが良くなってしっかり活動するため代謝が上がる事につながる。1日に体重1㎏あたり30ml(体重50㎏なら1500ml)を目安に水を飲むと良い。
④その他:姿勢をのばす。大股を意識して歩く。通勤ではバスや電車の一駅分を歩く。歩道橋、階段を積極的に利用する。スタンディングでデスクワークをする、等々。いろいろ試して、基礎代謝を上げよう。体温も高くなり、免疫力のアップにもつながる。ただし、ウォーキングが良いといっても、夏は熱中症対策が大切。朝や夕方の気温の下がった時間帯に、水分補給をしながら、やりましょう。
ここで、謎かけを1つ。 基礎代謝が低い人とかけて、金に0~8の数字と解く、その心は・・・筋肉(金に9)がないでしょう!?